火剣山へ登ろう

誰でも参加できる ”おはようハイキング” のご案内




9月のおはようハイキングは、
”石畳み・火剣山・小夜の中山” を歩きます。





★ 日 時   9月28日 (土)

★ 集 合   諏訪原城址前 6:30

(車の人)  バラの丘島田中央公園 (鳥小屋のほう。) 6:00
最小限の車にて諏訪原城址駐車場へ移動します。

(電車の人) 金谷駅 6:00

時刻表(下り) 藤枝駅 5:35  六合駅 5:39  島田駅 5:42  金谷駅 5:47
時刻表(上り) 金谷駅 10:10  10:30  10:50  11:30  11:40

★ コース(歩行時間 : 約3時間)
諏訪原城趾 ⇔ 石畳 ⇔ 間の宿 ⇔ 火剣山 ⇔ 小夜の中山 ⇔ 間の宿 ⇔ 諏訪原城趾






旅人たちが行き交った街道、戦国時代の面影。
流れゆく時の息づかいを感じながら歩く・・・。

SHCおはようハイク金谷地区担当
  


2013年09月21日 Posted by こだま at 12:00Comments(0)おはようハイキング

雨バージョン

2013 ╱ 8月25日 (日)

8月の定例山行の天気は ・・ 雨。

担当のチーフリーダー、サブリーダー、当番さんは、さぞ気をもんだことでしょう。


この日は、南大菩薩連嶺 『大蔵高丸』 の計画でした。
雨が何時降ってもおかしくない空模様の下、 「山行は修行ではないし、苦難の中を歩くこともないでしょう。 花も期待していましたが残念です。雨バージョンに変更します。」 と、リーダーは苦渋の決断。


雨バージョンは、リニアの実験センター、勝沼ワイナリー、大善寺のぶどう寺、 鉄道遺産大日影トンネルなど候補の中から、・・


まず、山梨県甲州市にある(片道1.4k) 大日影トンネル遊歩道。
中央本線の複線化で姿を消した線路は今、観光用として生かされている。


トンネルのレンガは地元の土を使って焼かれている。


遊歩道を抜けると、
この向こうの坑内には勝沼トンネルワインカーヴがある。


ワインを保管する貯蔵ラックが置かれ静かに成就の時を刻んでいる。






内部を見学後、



次は、国宝の大善寺 ( 別名ぶどう寺) へ移動。



大善寺では拝観料にプラス300円で抹茶・自家製ワインがいただける。











♪ ~ バスで移動して ・・・ やまと天目山温泉へ。 (昼食&入浴)



そして、景徳院へ。 (かつての山行で下山口として利用した場所。)
この寺は武田勝頼公一族が歴史を閉じたといわれ、墓がある。



南大菩薩連嶺 『大蔵高丸』 の計画が実行されたならばこの看板の大鹿林道が下山道でした。



勝沼ワイナリーにて各種ワインの試飲。



山行を、雨バージョンに切り替えた観光は無事終了しました。


8月の定例山行の担当者3名は、 6╱30 に下見山行をし、”山が好きになるコース” と題して会報に報告がありました。 特に新会員の皆さんには南大菩薩連嶺の山登りの醍醐味を味わっていただきたいところでした。本番の天気は儘ならぬとも一日ゆったりと時間をかけて観光地巡りができました。

来月の定例山行は、10月27日井川峠近辺(安倍西山稜)です。季節の移ろいを感じる山歩きとなるでしょう。
特別山行は、10月11日~14日 青森・白神山地&八甲田山です。  shc広報
  


2013年09月19日 Posted by こだま at 18:00Comments(0)会員のつぶやき

登山大会に参加

ここ何年、9月定例山行は富士山周辺のコースが定着し、今年の計画も予定した「村山古道」。 はからずもほぼ同じコースの、”平成25年度しずおかスポーツフェスティバル登山大会” と重なるため、これへの参加をもって定例山行とし、 A、B、C、のコースの内、SHCでは、日帰りコースのCコースに27名が挑戦しました。

〓 村山古道 〓
平成25年度しずおかスポーツフェスティバル登山大会


平成25年9月8日 (日)
西臼塚駐車場から大淵林道を15分ほど歩き、いよいよ村山古道へ。



富士山南斜面。    村山古道中宮八幡の跡


登山大会実施要項の通り小雨決行。 色とりどりのカッパの色が一層森の緑を引き立てます。富士宮西高校の山岳部の生徒さんも参加され、長い列には10代、~60代の年齢層が混じってアットホームな雰囲気。


溶岩についた苔が村山古道の歴史を感じさせる。



ここが六観音跡。 



富士スカイライン車道の手前、六観音跡にて休憩。






主催者側の意向に添い、(天候の都合で)コースを短縮する。



六観音跡までで由とし、来た道を引き返すことに。



富士山の恵み ・・・ たくさんの種類のキノコに出会う富士山麓。







野生のキノコ。 

タマゴダケか、ベニテングダケか、どちらだと思いますか。



毒々しい赤い色はひと目見ただけでも食べられそうもない色。簡単な毒キノコの見分け方ってあるのでしょうか。









登山大会の時間が短縮された分、富士宮山岳会の会員さんによる丁寧な説明を聞きながら、世界文化遺産富士山の構成資産の村山浅間神社など周ることができた。 


村山浅間神社の西側の小高い広場に鎮座している石は、 「村山口」 と刻まれている。信仰登山の名残のある古の道。


次の場所も構成資産のひとつ、山宮浅間神社。ここは、本殿がなく富士山そのものを拝んだ場所。(この日はダメだったが木立をフレームにしたように威風堂々とした富士山がある。)


本殿がないのは、昔、人々が何度も本殿を造ったがすべて風で吹き飛ばされてしまい石段を登り切り遥拝所となった。とのこと。



遥拝所と社務所の間の石段手前に鉾立石が置かれている。



参道の真ん中にもうひとつ。 



行程の最後を締めくくるのは ・・ 大きなお風呂の 「天母の湯」 


by  トンボ
  


2013年09月14日 Posted by こだま at 14:00Comments(0)山行報告

電子配信の会報

8╱30  「会報やまびこ」 の9月号が会員全員に電子配信されました。


創立以来毎月出し続けている会報やまびこは、まもなく、200号 に手が届くまでになりました。会員の寄稿によって作られている ”やまびこ” は、各々の思いを ”こだま” させあって、まさに島田ハイキングクラブそのものと言えましょう。




9月号(No198)最初のページをめくると、「巻頭言」。 どなたもここから読み始めるであろう「巻頭言」をピックアップしてみましょう。

落雷回避の責任

 今年の私の夏山は、会合宿の志賀高原・岩菅山と南アルプス・聖岳~赤石岳で、ともに良い山行ができたが、それぞれ雷に見舞われた。 戻り梅雨のような天候になった7月下旬、合宿が行われた。初日は硯川から四十八池湿原と志賀山の周回コースの計画を、「昨日も雷があった」というリフト係員の忠告に従い、ピストンに切替え時間短縮を図った。幸い雷雨となったのは宿舎に到着した後だった。

 二日目の天気予報は新潟、長野北部、群馬での強い雷雨の発生を告げていた。当初計画の周回コースでは裸のゲレンデで雷に晒される可能性が高くなる。宿舎でのリーダー会で、裏岩菅山はカット、状況でアライタ沢に下るピストンとすることを確認した。登路では望めた山頂も、ノッキリに下る頃にはガスに覆われ始めていた。まだ青空は一部あって、メンバーの大方は計画どおりの周回を望んでいるようでもあったが、雷雨は時間の問題だろうと判断し、ここから下ることを最終的に決めた。

 尾根を下りきりアライタ沢徒渉点に着いた頃、ポツリときたが、ここまで逃げておけば大丈夫と思えた。歩き足りない者たちは、上条用水路沿いに戻ることにした。東館山の尾根裾を回り込み一の瀬のホテルも見え始めた頃、バケツをひっくり返したような強い雨が一気に降り出し、稜線に落ちる雷の音が轟きだした。最後はびしょ濡れになりながら走って宿舎へ駆け込んだ。周回していたら寺小屋峰の辺りだっただろうから安堵した。昼の時間になって登って行ったグループがあったが、稜線上でさぞや怖い思いをしたことだろう。

















 8月に入ると太平洋高気圧が一気に強まり、猛暑の毎日となった。盆休暇も天候は安定していたが、聖岳~赤石岳の縦走は午後早めの到着となるように計画した。初日14時、聖沢の谷へ下りていく手前の滝見台で雷雲に掴まった。伊那側から稜線を越えた黒い雲は、雹を伴った激しい雨と雷をもたらした。落雷は稜線上であり、ここは比較的安全な地形だとは分っていても、閃光と凄まじい雷鳴は気持を萎縮させる。登山道は見る間に流れを作りだした。

 沢の増水は一気に起こる。聖平小屋まで約1時間半、枝沢の徒渉箇所が気掛かりで一刻も早く小屋に着くようにメンバーを急かした。私たちの通過時には、幸いにもまだ飛び石は出ていたが、30分程後ろの二組の夫婦連れの通る頃には、濁流に水没して渡るに苦労したらしい。この日、便ヶ島からの単独者が2200m辺りで死亡していると、夕方小屋に着いた登山者が告げた(病死であったらしいが)。また、赤石稜線にいた者はハイマツの中や窪に逃げ込み、生きた心地もしなかったと、翌日すれ違った登山者に聞いた。中には、下着まで焦がした者もいたらしい。翌日以降の稜線での雷の遭遇を懸念したが、幸いにもこの日だけに終った。 上に掲げた天気図を見ての通り、両方の雷はそれぞれ別の要因で発生している。

 7月27日は、日本海の低気圧など日本全体が気圧の谷に覆われ、これが要因で北陸、上信越、関東北部一帯の山岳部に強い雨雲が発生している。一方、8月15日は、安定した夏型の気圧配置の中で、南アルプス南部一帯に強い雨雲が掛かっている。熱雷の典型である。いずれにしろ、山で遭遇する雷ほど怖いものはない。落雷遭難では1967年の松本深志高校の西穂独標での事故が有名であるが、当時はよく分からなかった落雷発生のメカニズムや、回避策が次第に明らかになってきた。2006年には高松高等裁判所が「避雷の知識は一般向けの本に記載されており、雷の性質に対する正確な認識をもとに事前に準備しておけば、事故の発生は十分に回避できた」として落雷事故回避の責任を認めた。

 すなわち、特に落雷に遭う危険性の高い登山については、雷の発生が少しでも予想されたならば、迷うことなく中止判断されるべきであるとされるようになってきている。避難方法についても当時とは異なってきている。引率登山と、危険性に対するメンバー各々の自己責任を認め合った仲間での登山の違いはあるが、落雷事故回避の判断責任が昔より求められていることには変わりない。とりわけリーダーの方々は充分に自覚されたい。『元』

SHC 広報
  


2013年09月09日 Posted by こだま at 17:00Comments(2)会員のつぶやき

聖岳〜赤石岳

8月15日〜18日、クラブの仲間4人で聖岳〜赤石岳に出かけました。南アルプス南部は2年ぶりです。初日、聖平手前で雷雨に見舞われましたが、後は絶好の天気となり、夏山を堪能しました。
15日 聖沢登山口〜聖平小屋
16日 聖平小屋〜前聖岳〜兎岳〜中盛丸山〜百間洞山ノ家
17日 百間洞山ノ家〜百間平〜赤石岳〜富士見平〜赤石小屋
18日 赤石小屋〜椹島

小聖岳に着きました。背後の前聖岳にはあと一登りあります。でもまだ余裕の笑顔です。
小聖岳


聖岳は今回もやっぱり晴天でした。背後には赤石岳、明日はあそこまで行きます。
前聖岳


やっと兎岳山頂です。この登り返しはきつかった。誰もいない静かな山頂。
兎岳


百間洞より稜線に出ました。昨日苦労して歩いた聖岳、兎岳、中盛丸山が見渡せます。
百間平手前


百間平の気持ち良い道を進みます。前方の赤石岳は大きい。
百間平手前


赤石山頂の祠で、やったね、バンザイ!
赤石山頂祠


赤石頂上小屋の小屋番さんがハモニカを演奏してくれました。小屋番のE氏とは8年ぶりです。
ハモニカ


山頂標識の前で記念写真。東に富士山が浮かんでいます。
赤石山頂


富士見平から望む赤石岳。
富士見平


赤石旧小屋で縦走打上げの宴会。酒はもちろん「赤石岳」
赤石小屋

  


2013年09月06日 Posted by こだま at 19:00Comments(0)グループ山行報告