倉沢山・塩水山

倉沢山山頂にて
2015年6月24日(水)

ひらめグループ山行報告
乙女高原から倉沢山と塩水山
参加者は11名 (平女5名・平男6名) 





山行のテーマは、 ♪ ~花と道を探して


花の満開時期に合わせてどんぴしゃりで花を愛でることは難しく、









乙女高原のレンゲツツジと倉沢山のクリンソウは若干ピークを過ぎたころでしたが緑の草原にオレンジ色のツツジは鮮やかで、湿地に咲くクリンソウはポツンポツンと咲いているだけでしたが心和む山の雰囲気でした。



行程 ・ 【2万5千図:川浦】
ばらの丘(5:30)=藤枝岡部IC(新東名)=新富士IC=塩山=焼山峠=乙女高原(9:00-9:15)… ヨモギの頭(9:45)…倉沢山入口(10:30)… 倉沢山・塩水山鞍部(10:40)…塩水山(11:20)…倉沢山(11:50)…倉沢山入口(13:07)…乙女高原(13:30)= 往路を戻る=ばらの丘(18:00)



梅雨時の晴れ間で、お天気は上々・・・ ですが



ヨモギ頭。 富士見百景の展望地から富士山は雲の中。









乙女高原をぐるっと歩き、










倉沢山と塩水山の方向に歩を進めます。



足元は笹が茂り、カラマツ林に響くカッコウの声が耳に心地よい









沢筋にひっそりと、あちらに一輪、こちらに一輪と咲いていたクリンソウ









倉沢山と塩水山の鞍部に出る。
砂利道の新しい林道は広々していて金峰山の五丈岩が見えた。



ここからが問題。登山口が見つからない。塩水山への登り口を探すも踏み跡も標識も無く、しばらく獣道をウロウロ。地形図、コンパスの出番です。









三角点がありました。









ようやく、塩水山 に辿り着く。








← 赤っぽい字で塩水山と書き込まれているようだが文字はすっかり消えてしまっている。



地図  ↴


来た道を戻り、次に目指すは倉沢山









樹林で囲まれた倉沢山の山頂はうす暗く長居したい気分ではないので今さっきの明るい鞍部に出て昼食とする。



復路。

ハルゼミさんこんにちわ。
脱皮したばかりの、滅多に見られない光景に遭遇。(羽が透明でじっとしていましたが上手く撮れません。)



新緑の山の佇まいの中を順調に下る。










往路、あれほど探したテープや印が帰りには簡単に見つけられ苦笑









鼓川温泉に立ち寄り汗を流す。      朝霧高原でソフトクリーム









 ♪ ~花と道を探して ・・・ の、テーマ通り、有意義な山行でした。
ひらめグループ face05




  


2015年06月30日 Posted by こだま at 18:00Comments(0)グループ山行報告

黒法師三山縦走

2015年5月2日~4日
黒法師三山縦走(深南部) 
グループ山行報告
SHCメンバー7名

コース・(テント泊縦走)
5╱2  藤枝駅(7:49)=島田駅(7:57)=〈東海道線〉=掛川駅(8:16~19)=〈天浜線〉=西鹿島(9:13~47)=〈遠鉄バス/北遠本線〉=水窪橋(11:18)=〈タクシー〉=野鳥の森(11:55~12:23)…1298m(13:15)…1410m/東屋(14:00)…麻布山(15:10)幕営
5╱3  麻布山(6:00)…前黒法師山(6:55)…最低鞍部/打越峠(7:10)…バラ谷ノ頭(9:50~10:10)…水場のコル(給水)…黒法師岳(12:05~40)…1812m(13:20)…二ツ山第一ピーク(14:20)…へリポート(15:30)幕営
5╱4  ヘリポート(5:55)…前黒法師岳(7:37~45)…栗ノ木段(9:50)…前黒法師岳登山口(11:05)…寸又峡温泉(12:10~16:00)=〈大鉄バス〉=千頭(16:45~51)=〈大鉄〉=金谷駅(18:01~10)=島田駅(18:15)



〓深南部に木霊(こだま)した仲間の声〓
 井川湖から見える南ア、上河内岳に恋し始めた山登り、新谷口橋から見えるピラミッド形の山へと恋山も変わり、私の以前お世話になった偉大なる先輩も登った黒法師岳に先輩6名と共に登った。今回は初めて公共交通機関を使い全てが新鮮だった。まずは自宅から黄色いバス、東海道線、電車内にて7名が揃った。天浜線、遠鉄バスを乗り継ぎバスを降りるとタクシーが迎えてくれた。 新緑の中、野鳥の森へと着き、食事、体操、登山開始。まず初日は階段の急坂を3時間、バラ谷、房小山を横目に只ひたすら管登った。麻布山に着きテント設営、女性達の気と酢の利いた手巻寿司と池谷さんの日本酒が胃に沁みた。楽しい夕食後は、木々の間に真赤な夕日が沈み、その真逆の方向に黄金に輝く満月が素晴らしく、その後、闇夜の世界に現われた星達も素敵だった。竹内さんと少々山談義をし就寝。 翌朝4時起床、テント撤収、朝食を終え、今回の核心黒法師岳に磁針を合わせた。前黒法師山を通過、バラ谷に立てば深南部特有の気色、目の前には憧れの黒法師岳が雄大に構えていた。まず水場にて給水、そして笹の生茂る山に挑んだ。足はツルツル滑る。そうなれば笹を手摺代りに握り登った。振り返れば緑鮮やかなバラ谷が〝ガンバレ〟と言っているようだった。まだ雪の残る焦がれた地に登頂、雪の中から×字の三角点が冬眠から目覚めたように顔を出していた。皆で食事、記念のポーズを撮り、私は皆に内緒にしていた母の遺影とポーズを撮った。後髪を引かれる思いで次のテン場へと歩いた。上るのも滑ったが下るのにもよく滑る。おまけに足元は分りづらく、そんな時は皆で注意点を教え合い〝頭上注意〟〝足元注意〟の掛け声が前から後ろの仲間に伝達され、山彦のように木霊していた。見晴らしの良いテン場に着き、給水、テント設営、夕食班と各自役割をこなしていき、最後の晩餐は最後まで私の手元にあったうどんだった。出汁の沁みた肉、新鮮なネギ、味にうるさい男達の味見で完成。汗と友情の沁みたうどんは格別だった。つまみもアルコールも全て分け合い、朝食以外全て完食。その後、暮れていく空の下で山談義をし、熱くなったところで就寝となった。竹内パパは私との会話もなく、二日間、先導者の後を遅れず力強く歩いたせいかぐっすりと眠っていた。 夜中にテントを叩く雨音がしたが朝には霧雨になり、雨具の必要もなく寸又に向け歩き出した。少々のガスの中、数少ないマーク、踏み跡も複数ある登山道を慎重に進み前黒法師岳に着きちょっとした安心感を得た。その後、寸又に下り温泉一次会、混み合う電車に揺られて島田に着き二次会へと記憶が薄れていった。【正浩】



〓深南部「黒法師」に輝く宝石〓
 麻布山・稜線のテン場を紅く染めた夕陽がツガ林に沈む。白く丸い月が、すでに東の空に昇っている。小鳥が歌い出す。歌に合わせ星がひとつ、また一つ、またたき始める。刻一刻と移り変わる夜空を仰ぎつつシュラフに入る。テント泊の醍醐味を久しぶりに味わう。 山旅2日目。「前黒法師山」から「バラ谷の頭」へ向かう途中「荒木平」という所がある。名のとおり穏やかでスケールの大きな原生林に、カカト丈の笹が一面茂り、木漏れ陽を浴び森の中を照らす。しらびそ、かえでの大木が存在を示すかのように間隔を保ち凛として立つ。こずえで小鳥が競うように鳴いている。重いザックの身体が不思議と軽くなる。「ずうっとここにいたい」癒しの森である。深南部の良い所すべてが集約された情緒溢れる豊かなこの森の中に、小さなテントが一つ張られていた。主はいなかったが、その主がとても羨ましく思えた。「荒木平」を進み鞍部の「打越峠」から「バラ谷の頭」までは一転、標高差470mの急登となる。額に巻いたバンダナから汗がポタリ、ポタリと落ちる。つらい登りを約2時間耐えると、ダケカンバが点在し一気に明るくなる。「バラ谷の頭」だ! 眼の前に広がる180度の景観は、度肝を抜かれるほど圧巻である。正面に黒く渋く光る「黒法師岳」がどっしりと構える。右横に「前黒法師岳」が並ぶ。二つの「黒法師」の真ん中に「富士山」の勇姿が浮かんでいる。白く光る「聖岳」の横には一昨年夏、山頂で大の字になって「もう二度と来たくない」と叫んだ「兎岳」が見える。乾ききった喉を潤すのも忘れこの光景に見入る。汗だらけの頬を爽やかな風が吹き抜ける。この舞台に再び立てて感無量である! 「黒法師岳」を目指す登山道は、一旦ガレ場を下る。水場で「水」を補給。わずか 1ℓ 増えただけでザックがとても重く感じる。「黒法師岳」の直下は、背丈ほどに伸びた笹が被いかぶさり行く手をふさぎ難儀する。登山道は不明瞭!直登でひたすら上を目指す。笹をかき分け、笹を握り、力を込めて「よいしょ」と身体を引く。体力が消耗していくのが分るくらい悪戦苦闘を強いられ「黒法師岳」山頂にたどり着く。 15㎝の残雪は、汗をかいた身体に程良いシップ薬だ。軽い昼食を摂りながら感じたことは、黒法師直下の上りで単独の女性に、山頂で女性2人のパーティー2組が、それぞれ快活に会話している姿を目の当たりにして、女性のパワーに改めて驚く次第である。「黒法師岳」から痩せ尾根「二ツ山」を越え、テン場「ヘリポート跡」に着く。爽やかに晴れ渡っていた空にうす雲が広がってきた。  山旅3日目。ガスが立ち込める中「前黒法師岳」1943m山頂に7:40着。予想以上の早い到着に驚きつつ、初めて踏む「前黒」に心躍らせ三角点を撫でる。木に覆われ眺望に欠けるのが残念である。下山口の寸又峡林道までの間、白い岩カガミ、可憐なオーレンの花の群生に逢い心が和む。寸又峡温泉で汗を流した後は、至福の宴会となる。良き山を良き仲間と歩いた達成感は、飲むほどに胸を熱く焦がし美酒にとことん酔いしれる。  SHCに新しい会員が増え喜び歓迎するものの、新会員との交流が上手くできず悩んでいた。今回、竹内さん、河野さん両氏が参加した。共同装備の食料を分けた。私は手巻き寿司の「のり」を持つ。うどん、肉が入った7人分の食材を河野さんが持つ。ザックに入りきらず手に抱えて登った。その袋を何げなしに持ったら3~4㎏あった。2日間持ち歩いた。ゴミがたくさん出る。河野さんが自主的にゴミを持つ。下山した寸又峡温泉では小雨降る中、日帰り温泉の宿を探してくる。3日間彼の行動が終始私の目にとまった。テント泊、グループ山行はメンバーの力・息が合うことが大切。初めてテント泊経験の竹内、増田さん、早いペースに遅れもせずぴったり付く! 3日間の食事は押尾、増田シェフが腕を振るってくれた。CL田中、SL池谷両氏の力を借りての山旅は、仲間とのふれあいの中で、人の真価がきらきらと輝く宝石のように垣間見え、ほのぼのとした温もりを終始感じる山行であった。SHCに誇れるものがまた一つ増えた。【浩】

 公共交通機関を利用した水窪から麻布山・黒法師岳を通り寸又峡への縦走は、天気にも恵まれ、深南部を堪能でき、非常に良い山行でした。バラ谷やヘリポートでの水補給は、実際にやってみないとなかなか分からないと思います。また、黒法師岳の下りルートも分りにくいなど、よい経験になりました。非常に疲れましたが、河野さんの投稿記事(静岡新聞・本号P20)を読み、改めてその良さを実感しました。 今回の山行では、以前に比べ若い登山者を多く見かけ、好日山荘の方がガイドについたグループにも会い、この山域も徐々に一般的になってゆくのかと思います。下山後のビールと、温泉でさっぱりした後の鹿肉がおいしかった。【延房】



 どこから見ても綺麗な円錐形の黒法師岳は長年の夢でした。それも前回はいつだったかも忘れたテント泊。野鳥の森から前黒法師山までは以前、会の定例山行で行っているが、その先は未知の世界。期待で重荷に耐えながら一日目のテント場麻布山に到着した。夕食は恒例?の手巻きすし。 二日目は黒法師へ。気持ち良い荒木平からは深南部らしくなるがバラ谷ノ頭の登りがつらい。しかし山頂からの眺めは素晴らしかった。あ…、また行きたい山が増えてしまう。バラ谷のコルの水場に皆が行っている時、私たちを抜いて行った単独行の青年が戻ってきた。聞くと黒法師の登りで膝が痛くなったので帰りを考え引き返してきたと言う。後少しなのに無理をしないで引き返してくるのは残念だっただろう。また来ますと言って帰って行った。その黒法師の登り、腰に悪い急斜面でした。笹をつかんで体を引き上げ、何とか山頂に着いた。×の三角点にタッチ、やったね! しかし、ここからテント場まで結構あった。目の前に前黒法師岳を望むヘリポート跡からは静岡の市街地も見え意外だった。後で考えたら静岡をバイパスや東名を走っていると黒法師が見えるのだから当たり前です。 三日目の前黒法師岳の登りもきつかった。でも、もう一回急登があると思っていたので、山頂に着いたときは、えっ、着いたのという感じでした。栗ノ木の段手前では、ヤマイワカガミとイワカガミが長い下りを慰めてくれました。しかしこの後が大変でした。もう惰性で足を前に出すだけ。おまけに掛声を掛けて。林道に降り立った時のハイタッチは忘れられません。【恵子】

 初めての黒法師三山登頂、初めての幕営縦走、全て初めて尽くしの今回の山行は、私にとって、不安と新しい経験への期待とが複雑に入り交じった三日間でありました。一日目の幕営地である麻布山での夜は、月と星の天体ショーを、放心状態で飽きることなくいつまでも見つづけました。二日目の黒法師岳アタックに於いての、両足で踏ん張り、両手で笹をつかみ、這いつくばって登る最後の急登の苦しさ、その後の幕営地での仲間との楽しい歓談。三日目の前黒法師岳からの1500Mもの長い下り。踏ん張っても、踏ん張っても続くエンドレスの下降の苦しさ。ようやく辿り着けた寸又登山口での仲間とのハイタッチで、今回の山行を清々しい気持ちで終えることが出来ました。 今回の山行により、私は、山に対する選択肢も広がり、私の登山に対する向き合い方に少なからぬ影響を受けました。代表がおっしゃったように、入会三年目の私にとってはとても贅沢な山行でありました。【幸夫】

 今回この山域、このテント泊縦走にそれぞれの思いを持った二人の山の先輩と、共に歩けたことは私の宝物になるだろう。田中さんは、今回この山域でのリーダーとしての参加は卒業ということで、次にバトンを渡した。押尾さんは、テント泊縦走とはかけ離れたイメージ(私の勝手な)だが、意を決して臨み(やはり私の勝手な表現)、いつもと同じ押尾スマイルでスタートし、そしてゴールした。 以前、房小山を父が「深くていい山」と教えてくれて、H25年6月の定例山行で初めて山頂に立った時、なるほどと納得した。今回バラ谷ノ頭に立って感じたのは、深いのはもちろんだが大きくて包み込んでくれるような温かさだった。もっと奥はどうなんだろうと想像する。やっぱ、次目指すのは……山頂の眺望がハンパないという不動岳だよね?【仁枝】

 黒法師岳を含むこの山域には少なからず思い入れがあって、01 年10月を皮切りに都合六回を数えた。「SHCの中で、お前はどこに行ったのか?」と問われれば、私は迷わずこの山を挙げるだろう。今回初踏の黒法師岳〜前黒法師岳間をもって、黒法師三山及び大間川周回が繋がったことになり、非力な臆病者でもこれだけの年月を掛ければ何とかなるものなのだ。この山のまとめ=卒業試験という気持ちで臨んだ今回の山行は、皆さんの感想のとおりクリーンヒットだったかなと満足している。また、尾根を越え異なる谷へ下るというスタイルや、そのために電車、バスを使ったことで、近場ながらも一寸した山旅気分に浸れた。お蔭で寸又峡温泉でたっぷりの打上げができたのも飲ん兵衛には嬉しかった。【元】
会報やまびこNo218転載


〓 やまびこ読後 〓
 いつも、「やまびこ」の送信ありがとうございます。また、昨日はスポーツフェスティバルの下見山行、お疲れさまでした。下山後にお話しましたが、先週の「黒法師日帰り」より疲れた感じです。「七ッ峰~天狗石山」ハードだと、当会の若手の精鋭たちも話していました。私が疲れ果てた原因はメンタルな面が一番だと思います。 さて『黒法師岳』。この何処から見ても正三角形のこの山の名前を初めて知ったのは、藤枝東高の1年の時でした。昭和51年の春のことです。その年の山岳部の新入部員歓迎登山は大札山でした。今は南赤石林道で簡単に登れますが、当時は藤川から歩きました。その時に利用した「駿河徳山駅」に山の案内板がありました。確か『黒帽子岳』と書いてあったように記憶しています。同じ新入部員の八木君から「道無き山でベテランしか行けない」と聞きました。それ以来、憧れの山でした。しらびそに入ってから教えてもらったのですが、私の記憶にある「黒帽子」というのは「点の記」からきているようです。「一等三角点・黒帽子山」というのが最初の測量時の点の記にあるようです。やはり名前の由来は、原生林とあの笹原から来ているようです。 今回、SHCさんのやまびこを読んで、皆さんの黒法師への思い入れを深く感じました。やはりあの三角形は深南部のへそです。皆さんと同じように私にとっても思い入れのある山です。 平成の初めの頃はあの南赤石林道は黒法師の下まで通行可能でした。その林道を利用して、平成3年のスポーツ祭の下見で、当時の千頭山岳会の榎田さんとルート工作をしました。また、平成5年頃は本川根町からの依頼で、あの辺りの指導標を榎田さんと担いで上がりました。今でも残っているので、何となく嬉しいです。 そんな「黒法師岳」なので、報告書を送ります。暇な時読んでいただければ幸いです。昨秋の2泊3日の丸盆東尾根からの周回と、5月23日の山犬段からの日帰りの時のものです。やっぱり山はゆっくりテントで酒盛りしたいですね。【修】
会報やまびこNo219(やまびこ読後)転載
SHC広報
  


2015年06月29日 Posted by こだま at 09:00Comments(0)グループ山行報告

智者山~天狗石山(下見山行)

来る、今秋、2015年10月17 ~18日は、平成27年度第9回しずおかスポーツフェスティバル登山大会が開催されます。 場所は、大井川流域、智者山~天狗石山 です。 今回、県岳連の大井川地区が担当となり、その下見に行ってきました。


2015年5月31日 (日)

Bコース
智者山~天狗石山 ・ 下見報告


地図拡大 ↴
千頭駅7:53=智者山神社8:17~8:35…智者山9:55~10:00…天狗石山11:00~11:50…奥大井湖上駅14:10~14:25…ボート・カヌー競技場14:50(Aコースと合流)

【因みに、Aコースは前泊し、接岨峡ボート・カヌー競技駐車場…梅地・七ツ峰登山口…七ツ峰…益田山…天狗石山…奥大井湖上駅…ボート・カヌー競技場(Bコースと合流)】



智者山神社前にて・模擬開会式



スタート!                          最初の小休止









雑草が繁茂し、鉄製階段周りの草刈り取り









智者山神社前910mよりここまでの300mが本コース上唯一の急な登りであるので、大会ではゆっくりと登ることを心がけたい









智者山頂 へ









眺望は・・










南西面が少し開ける



天狗石山頂までは






快適な稜線歩き











崩野分岐の道標









天狗石経由(右トラバース)で山頂へ




 





天狗石山頂 にて昼食。 時間に余裕があるため長めの休憩









折々、無線でAコース(七ツ峰コース)と交信

 








昼食後、カエデの種類見分け方など、ミニ樹木観察会実施

















オオイタヤメイゲツ
登山大会の頃の紅葉が期待できる


天狗石山は展望がないため、本番でも実施したいと思う









Bコース参加者は、3団体合計21名
藤枝山岳会(3名)・千頭山の会(3名)・島田ハイク(15名)



下山開始









910m右トラバース箇所に、過去スズメバチ巣有り、秋は注意が必要









長島ダム展望地




拡大 ↴



本コース上、
唯一の展望地寸又三山等展望




奥大井湖上駅へ下る。









接岨湖にかかる鉄橋、レインボーブリッジを歩いて県道へ



山行終了地点のボート・カヌー駐車場の上を走る アプト式機関車



Aコースと合流し、解散。
Aコースの参加団体は、藤枝山岳会(2名)、島田しらびそ山の会(11名)東海特殊製紙山の会(1名)千頭山の会(1名)川根本町職員(3名)SHC(2名) 計20名

コース全体の評価検討事項
・一般コースとして特に問題となることは無し。多人数の参加者でも余裕を持った行動が可能と思われる。
・Aコースとの時間的整合(閉会式)をどう図るか。 ①集合時間を遅くする  ②先行して閉会式を行う(井川線ダイヤとの兼合い)
・千頭駅~智者山神社 輸送計画の確認(タクシー台数など)、スタッフ車両の智者山神社待機

(会報やまびこNo219一部転載)
 


一言感想
〓爽やかな風を浴びながら〓
 四月、五月と定例山行を休んだので、スポーツフェスタ下見山行へ申し込んだ。でも少しでも雨が降るようならやめようとしていたところ、天気予報はハズレ、すばらしい一日だった。 登山口から智者山まではほとんど急登で、息は弾んだが、時間的に余裕があるということで、リーダーから「ゆっくり三十分位で休憩を」と指示が出ていて、ものすごく助かった。さわやかな風がとっても気持ち良く、汗が出てもさほど気にならない。智者山から天狗石山までは広葉樹の中、なだらかな道を木もれ陽を浴びながら「キャンセルしなくて良かった。」と、歩ける幸せをかみしめていました。 花ざかりとはいえなかったけど、いくつかの花も見られ、ヒルに出逢うことなく、再び池谷さんのカエデの説明を聞けて、大満足な一日でした。【見依】

〓ダム展望地からの山は…〓
 智者山神社からはいきなり急登の連続。智者山山頂は南側が少し開けていましたが、霞んで展望はイマイチ。それでも苦あれば楽あり。智者山からの緩やかなアップダウンは、深い落ち葉のふかふか道。落ち葉の中からはカエデ等の木々の若芽が萌えだし、飽きませんでした。新緑の光を浴びながら気持ちよく歩くと、 伝説の天狗石に到着。天狗石山山頂は広く、柔らかな緑の光線の中、ゆっくり昼寝をしたい気分でした。山頂からの下山路は、杉の倒木が多く、荒れた雰囲気でした。途中の長島ダム展望地では山座同定に喧々諤々。私は蚊帳の外。帰宅後確認したところ、ダム上に見えた山は前黒帽子岳、左に沢口山、右手前が朝日岳、 寸又三山を一度に見られたこととなります。湖上駅からの階段が結構つらかったけど……、森林浴を十分に堪能できた山行でした。【博道】
(会報やまびこNo219一部転載)
SHC広報
  


2015年06月28日 Posted by こだま at 11:00Comments(0)山行報告

いいね。 家山

チャリム君

2015年6月14日(日)
SHCおはようハイキングの報告

島田市川根町家山を散策しました。
(大井川流域)



AM6:25
雨が降っていても
少しくらいの雨なら中止にならない。


地図 & コース





スタート!  ”チャリム21” は島田市川根町にある文化センター











川根茶のお茶畑を歩く



満家山三光寺へ








三光寺の仁王像。この左奥には弓道場がある。









本堂の裏山には、









三十三観音 霊場









33体の石仏に参拝

















大井川と家山の町並











遊歩道を歩き終わると



足をかたどった足地蔵が祀られていてここでも参拝









丈夫な足でいつまでも山登りができますように・・。









「本堂の中へどうぞ。」 とお接待を受け



川根茶がふるまわれる









イエヤマ、イェ~イ!









お賽銭箱の前には大きな数珠がぶら下がっていた。














拡大


参加者は23名




その昔、船着き場だったところ。     往時の繁栄の面影はない。








我らが母なる川    大井川のほとりを歩いて



天王山公園の芝生広場を横切り



六面観音は、天王山公園の一角ににある。









野守の池



ヘラブナを釣る人や             ブラックバスを釣る人。








川根町文化センター ”チャリム21” に帰着。  担当者の挨拶で解散。









ご当地銘菓、足地蔵に因んだ『お灸だんご』は三光寺門前のお店にある。











暑い季節に突入しました。 来月はどんな里山でどんな内容でしょう。
早起きして、なるべく涼しい時間帯でハイキングを楽しみましょう。
SHC 広報



  


2015年06月17日 Posted by こだま at 16:00Comments(0)おはようハイキング

丸岳(箱根外輪山)


SHC5月定例山行報告
2015年6月7日 (日)

丸岳 (箱根外輪山)
「湖尻峠~乙女峠」



SHC20周年記念企画のひとつ、「富士山を囲む山々」 を定例山行に組み入れ、4月の「天子ヶ岳~長者ヶ岳」、5月の「王岳」 (御坂山塊)に続き、第3弾が今回の丸岳 (箱根外輪山)



丸岳の山頂にて。  噴煙あげる大涌谷を背に (参加者32名)



★ 行 程 (2万5千図「御殿場」「裾野」)
島田中央公園(6:30)ー藤枝岡部ICー〈新東名〉ー御殿場ICー芦ノ湖キャンプ村(8:00)…湖尻峠…長尾峠…丸岳(11:55~12:40)…乙女峠…乙女駐車場(14:20)ー御殿場温泉会館(~15:45)ー御殿場ICー〈新東名〉ー藤枝岡部ICー島田(17:30)



スタートは、湖尻水門  ~           深良水門(1666年着工)









いたる所に ”ハコネウツギ”









”ヤマボウシ” 









湖尻峠。 芦ノ湖スカイラインの出合



時折、スピードアップしたバイクの唸る音が聞こえる。










長尾峠まで県境尾根歩きとなる。



サンショウバラ










箱根スカイラインの眼下に裾野市。




箱根芦ノ湖展望公園

















ホーホケキョ、野鳥の鳴き声で季節感を味わえるのも山にいればこそ。








大涌谷と芦ノ湖



お目当ての富士山は見えず。 見上げればトンビが空に輪をかいて









登山道の両脇にはハコネタケ



アンテナ鉄塔の立つ、”丸岳” に到着









♪ ~ 山頂で昼食


























♪ ~ 思い思いの場所に陣取って















下山は、乙女峠 ~ 乙女森林公園キャンプ場へ・・






















山行も終盤・・・難所のひとつ



すばやく渡ろう




今だ!









リーダーの掛け声で全員渡りきる。















山行後の疲れは温泉で・・・・。






「富士山を囲む山々」 の第3回目の ”丸岳” は富士山は見えませんでしたが快適な尾根道を歩けました。来月は「富士山を囲む山々」 から外れて、会員の要望による ”霧ヶ峰” です。大型バスで行きますので大勢の参加を期待します。

SHC広報
  


2015年06月12日 Posted by こだま at 17:00Comments(0)定例山行

家山を散策しよう

第56回
おはようハイキングのお知らせ

島田市川根町家山を散策します。
(大井川流域)




★ 日時 2015 年6 月14 日(日) 小雨決行
第一集合場所   島田中央公園第5駐車場(元鳥小屋横)6:25
第二集合場所   川根文化センターチャリム21駐車場7:10


★ コース (所要時間 約3時間)
チャリム駐車場(7:20)……野守の池……三光寺(足地蔵・三十三番堂・大杉など)……天王山公園……チャリム駐車場(10:30 頃) 




島田市観光協会HPより
野守の池は、
かつて大井川が流れていた地にできた河跡湖。川の流れが時とともに変化し、池として残りました。現在は、ヘラブナの釣り場として有名。


三光寺の裏山は 西国三十三番堂を模した、約900mの霊場になっていて、 山道や階段の遊歩道をゆっくり散策しましょう。



どなたでも参加できる楽しいハイキングですが不注意から事故を招くこともあるので事前の装備はしっかりと行いましょう。 一般の参加者は保険に未加入ですので事故のないように気をつけましょう。
担当   柿本
  


2015年06月06日 Posted by こだま at 17:00Comments(0)おはようハイキング

吊橋を揺らすのは誰?




進むほどに橋が左右に揺れる。









吊橋を揺らすのは誰?       いいえ、誰も揺らしていません。









複数の人が同時に渡れば自然に揺れるんです。


ワイヤをしっかり握って
5m前方に視線を置いて・・










2015年5月23日(土)
SHCおはようハイキングの報告

大井川を歩いて渡る〈地名篇〉      地図 & コース



吊橋の中間地点 (川根本町・塩郷の吊橋)









揺れる橋を歩いていると







   ヒヤヒヤ感がスリルに変わり







   高所恐怖はどこへやら。








くのわき親水公園キャンプ場。 輪になって、”一分間の瞑想”

澄ん だ小鳥の声が聞こえてくる ・・・。




カルミアの花が咲いていた









川根本町のお茶畑の爽やかな陽射しを浴びて歩く。









「あっ、猿だ!」   キャッキャ、と鳴いて枝から枝へ









大井川・鵜山(うやま)の七曲(ななまがり)









ゲームが始まった


















優勝チームにはささやかな賞品













しばらく歩いてまたゲーム












ごきぶり~アヒル~ さる~人間~そして天使になりました。



参加者は36名



帰りは、ガッチリ橋脚の ”昭和橋” を渡る



赤レンガの水力発電所跡の案内板









赤レンガの残骸。 地名発電所(明治43年建設)のあった場所









初夏の朝、3時間の爽快ハイキングでした。




6月おはようハイキングの場所は未定ですが決定次第ご案内させていただきます。


SHC広報

  


2015年06月02日 Posted by こだま at 16:00Comments(0)おはようハイキング