浜石岳  山頂から海まで

2016年2月25日(木)
ひらめグループ山行報告・浜石岳


参加者:11名 (平女7名・平男4名)
コース:島田駅(7:58)…興津駅(8:51)…(タクシー)…立花入口(9:10)
     …立花池(10:30)…送電線鉄塔(11:25)…浜石岳(12:15-
     12:50)…但沼分岐(13:55)…承元寺分岐(14:40)…薩多峠
     (15:30)…由比駅(16:35着-17:09発)…島田駅(18:05)
                                 浜石岳山頂にて

立花バス停を出て興津川を渡り             いよいよここから登山道に入ります







落ち葉のふさふさ道だけど、けっこうな急登が続きます  地図読みの実習中 立花池に行くには右?左?







間違えずにたどり着いた立花池で休憩   送電鉄塔下の展望台から本日、唯一の富士山  解りますか?







富士山は見えなくとも 海側ははるかに見渡せました 1枚の写真には収まりきれません 浜石岳さすがです







少し寒かったですが、眺望を堪能しながら?のお弁当です    


 休憩の後は、ひたすら薩埵峠に向かいます
              
               一人 ひと切り株で休憩中


ついに薩埵峠につきました                     本当はこんな景色が見えるはず








右図のコースは、地図ソフト「カシミール3D」を使用
メンバーのGPSデータを五万分の一地形図上に展開しました

このデータによると
  歩行距離:17.3km
  累積標高差:+1256m/-1310m

今日は、本当によく歩きました


 次回 「ひらめ山行」は
   3月23日(水曜日)
   トワ(永遠)山・星山です
 会員の皆さん 奮ってご参加ください
投稿【道】
  


2016年02月27日 Posted by こだま at 09:56Comments(0)グループ山行報告

三ッ峠・その2

20周年記念山行 
冬季合宿「三ツ峠山」 その2

2016年2月20日(土)~21日(日)





2日目早朝
四季楽園軒下でアイゼン装着









四季楽園から15分かそこらで三ッ峠山の最高峰(開運山)に到着









しらじらと空が明るくなり、前夜の雨と強風がウソのような静かな朝



富士山は惜しげもなく全身をくっきりと見せてくれました。




参加者17名



名峰がズラリ。三座同定するもまた楽し









宿泊した四季楽園のすぐ右手下に屏風岩が迫る
ここは
クライミングの練習場所で知られている










朝食を済ませストレッチ           四季楽園をあとにする


















下山は終始そばに富士山















振り向けば ・・・三ツ峠の山々がだんだん遠のいて
下りの尾根は長いが緩やかで歩きやすい









地図上で最も分かりやすい場所、送電鉄塔からの眺め



天上山山頂の小御嶽神社~カチカチ山~河口湖畔へ下る









温泉に浸かり・・
遅めの昼食は各々好きなものを注文









20周年記念山行の一環、冬季合宿「三ツ峠山」は
運が開く縁起の良い山名、「開運山」から雪に覆われた富士山を拝むことができました。

SHC広報

  


2016年02月24日 Posted by こだま at 18:00Comments(0)定例山行

冬季合宿 三ツ峠山

20周年記念山行 
冬季合宿「三ツ峠山」 その1
2016年2月20日(土)~21日(日)

今年の冬季合宿は、20周年記念山行として、「御坂峠から三ツ峠山」を巡る予定でしたが・・・
20日の天気予報は、雨
三ツ峠登山口から最短ルートで山頂を目指しました

1日目は雨で小屋に閉じ込められましたが、
翌日は素晴らしい天気
その様子は「その2」でアップします 乞うご期待
参加者:17名

2月20日(土)
 藤枝駅(5:00)…島田駅(5:30)…三ツ峠登山口(8:20)…三ツ峠山「四季楽園」(10:55)(泊)
2月21日(日)
 四季楽園(6:10)…開運山(6:25)…四季楽園(7:10)
 四季楽園(8:25)…木無山…(府戸尾根)…送電鉄塔(10:20)…霜山(10:40)…天上山(11:45)
…河口湖駐車場(12:35)…野天風呂天水…島田駅(17:25)…藤枝駅(17:45)

天気予報では本日、雨&強風
新東名のバスからは富士山と日の出は拝めるものの・・・
河口湖に着くころには
富士山も見えなくなってしまいました

当初予定を変更し、最短コースで登ることに

それでも元気に登山開始      雪は少ないけれど、登山道はツルツル 最初からアイゼンをつけて登ります 







予報通り、次第に天気は怪しくなって   雪が降ってきました   このまま雪だったらよかったけど、ついに雨に

雨の中「四季楽園」に到着。濡れた衣服を片づけ、一服。お昼御飯を食べたけれど、なんだか意気は上がらない







少し、アルコールが入り、段々元気に・・・          歌も出てきて、盛り上がってきました







どんどん盛り上がって、ついには、こんな感じ    そして、こんな感じ 雨の午後を十分楽しむことができました







夜中、雨と強風が続き、翌日の山行が心配されました。 朝、小屋を出ると星はないけれど、富士山が・・・
この後は素晴らしい天候に恵まれました。続きは、その2でご覧下さい              投稿【道】

  


2016年02月22日 Posted by こだま at 19:56Comments(0)定例山行

虚空蔵山と瀬戸川散策

第64回
SHCおはようハイキングの報告
2016年2月13日(土)

 参加人数:24名
 コース  :浜当目海水浴場(7:00)…虚空蔵山(7:25)…高草橋(8:50)…牛田橋(9:15)
        …東海道本線歩道橋(9:35)…浜当目海水浴場(10:00)
 歩行距離:8.3km  歩行時間:3時間    地図           担当:藤枝・焼津グループ

   
前日の天気予報「雨、午後から荒れる」を裏切り、
温かな晴天で風もなし
浜当目海岸からは見事な朝日を拝むことができました



いつものように、準備運動  集合場所の亀の形のトイレ   後ろには目指す虚空蔵山







朝日を浴びながら、いざ、出発








 虚空蔵山の登山口を
 入ると
 いきなりの急登

 朝一番の歩きだしには
 かなりきつい

 息が切れる・・・

 登りきって振り返れば、朝日に光る焼津港


そして、富士山がうっすらと大崩れ海岸越しに見えました

「船舶無線電信発祥地記念塔」の前で記念撮影

虚空蔵山を下ってからは、温かい日差しの中、河原をのんびり    先ほど登ってきた虚空蔵山を目指します







浜当目海岸で解散した後、虚空蔵山のだるま市を見てきました
今日(13日)は「送りダルマ」と言うことで、あまりお店は出ていませんでしたが
それでも、参拝の方がぼつぼつと訪れていました
23日、願掛けをする「迎えダルマ」の方が盛況だそうです







今日は奇跡的に天候に恵まれ、気持ちの良い「おはようハイキング」を楽しむことができました
次回は3月26日(土曜日)の予定です
ブログにて告知しますので、奮って、ご参加ください

おまけ もうすぐ春ですね   色々な花たちが咲いていました


投稿【道】
  


2016年02月13日 Posted by こだま at 17:32Comments(0)おはようハイキング

京都東山(京都トレイル)

個人山行報告 


2016 1/10(日)~11(月)
京都一周トレイルルート完


コース
1╱10(日) 伏見稲荷大社(8:00)…稲荷山(8:40)…東山山頂(11:30)…蹴上(12:30)…大文字山(14:00)…霊鑑寺(15:00) 歩行距離:16㎞ 歩行時間:6・5時間
1╱11(月) 霊鑑寺(9:30)…法然院…銀閣寺…瓜生山(10:30)…白鳥山…てんてこ山…石鳥居(11:30~12:00)…水飲対陣跡(12:30)…雲母坂…登山口(13:10)…修学院駅(13:30) 歩行距離:10㎞ 歩行時間:3・5時間


清水山頂からの展望


 新年、1月10日、11日、かねてからの私のテーマであった京都一周トレイルルートの未踏破の東山部分(伏見稲荷大社~比叡山水飲対陣跡)に臨みました。昨年の正月の京都は大雪で、洛中でも四十センチ程積もったとの事ですが、今年は打って変わって暖かく、京の里山の民家の庭には、梅の赤い蕾が綻び始め、間近に迫った京の春を感じました1╱10 伏見稲荷大社は、早い時間にもかかわらず、参拝の沢山の人で賑わっておりました。2日間の山行の無事を祈願し、彼の千本鳥居を潜り、長い石段に喘ぎつつ登ると、展望の開けた稲荷山に到達です。一息入れ尾根道を辿り、皇室の菩提寺である泉涌寺、平家物語の悲恋のヒロイン「小督局」縁の中山清閑寺を経て、10:30、清水山登山口に至りました。ここで一旦、ルートを外れ、清水二年坂で鰊そば(さすが京の味、私の作るそれとは大違い)の昼餉を取り、行きつけの陶房で干支の「申」の焼き物を購入し、取って返しての清水山頂からは、好天下、京都市街と愛宕山を始め洛西、洛北の山々をはっきりと望む事が出来ました。
さらに尾根道を、知恩院、青蓮院の裏山を下り、一旦、蹴上に降りて、ここからは、送り火で有名な大文字への本日最後の急登です。大文字山からは、お庭と椿で有名な門跡尼寺、霊鑑寺までの急な下りで、本日の長い行程の終了となりました。

1月11日
 霊鑑寺より法然院、銀閣寺を経ていよいよ山道に入ります。瓜生山、白鳥山、てんてこ山への寒禽の声が清々しい尾根道は、アップダウンも気にならず、程なく昼食予定の石鳥居に、到着いたしました。昼食を取りながら地元のハイカーの御二方と楽しい山談議にしばし時を忘れてしまいました。昨秋、来静され、富士山の初冠雪の翌日、水ヶ塚より宝永山周辺を廻られたとの事。その日、私も浜石岳から初冠雪の富士を展望した事を思い出し、不思議なご縁を感じました。12:30、今回の最終目標地点の水飲対陣跡に到達し、一周トレイルの繋がりを確認でき感無量でありました。


法然院山門
 この後、気になっていた法然院へ向かいました。深い樹木に覆われた東山の麓に、法然院の静寂なたたずまいが姿を現します。とりわけ数奇屋風の茅葺きの簡素で風雅な門は山歩きの後の余韻を楽しむには余りにも贅沢でありました。住職の御夫人であろうか、お誘いを受けて30分程の法話に参加させて頂きました。法然の浄土宗は他力本願であり、自力と他力の違いを丁寧にお話して下さいました。


自力とは「自分の力で修行して悟りを得ようとする事」。他力とは「仏・菩薩の加護の力で悟らせて頂く事」。無宗教の私には、その違いに、目から鱗が落ちる想いでありました。正月からこのような法話を聞く機会を得、ご縁の不思議とあり難さを感じた一日でありました。法話の後、正月の鏡餅を頂戴し、予期せぬお土産となりました。【幸夫】





会報やまびこN0226(2月号)P9転載
SHC広報

  


2016年02月06日 Posted by こだま at 13:00Comments(0)山行報告

竹垣造り

会員エッセイ
 
〓 竹垣造り 〓


 
 10月に入ると従弟の裏山の竹藪に行き、竹を伐ることが今も続いている。一応10月から年内くらいが伐り旬とされている。しかし最適期間に作業を終えることができないため、勝手に判断し、寒明けころまで続ける。年末年始は何かと忙しいし、風邪気味でもあったため、じっとしていた。ようやく1月第3週から作業開始。



 友人の山荘の裏の垣根を更新している。15間(27m)を7つのブロックに分け、年末までに№5ブロックまで済んだ。次の№6ブロックは1間余り、立子は70本、表裏腹合わせにして編むので70×2=140本必要となる。立子は竹を割って巾25~30㎜としたい。竹は太さが段々細くなっていくので場所によって割る数が異なる。例えば直径70㎜あるところなら8等分、60㎜なら7等分する。経験から平均7本/本取れることが判っている。140÷7=20本の竹が必要だ。

手前横倒しの竹は
5丁目「チシン薬局」周りに

 竹藪のある山は急斜面が多い。怖いのは踏み抜きだ。鉈で斜めにスパッと伐った株を、足裏に突き刺しでもしたら大変なことになる。このため靴下を2枚重ね、中登山靴(軽ではないという意味で)を履き、足元はバッチリ固める。
竹は1年で成長しきる。7年間くらいは枝葉を張って盛んであるが、それを過ぎると成長は止まり、枝葉が劣化していく。この頃のものを選んで間引きして行く。
母の実家の後継ぎ(従兄)の話では、竹藪は傘をさして通れる程度に空いているのが望ましいそうだ。この言葉を頼りに竹を選んで伐り倒す。とは言うものの、毎年好き勝手な場所に生えてくるから1年ものでも傘の邪魔になる竹は伐り倒される命運にある。
 
山中を巡るときに使う杖を1,200㎜とし、これより若干の余裕をもたせた1,250㎜近辺で仮長さを決める。先端部は四つ目垣の素材にするため枝は1本毎鋸で切落す。中間部は貫(横棒)にすることもできる。1,250㎜の竹は5本まとめてクローブヒッチで縛っておく。この長さならマイカー「フィルダー」の後部トランクに横置きで収まるから。



さて、
これからがいよいよ本格的な作業

①長さ切り:
定寸1,200㎜に揃えて切り直す。
②直径に応じた竹割りをセット
③割り:
太さに応じ4~10分割する、分割器のないものは全て手作業
④節払い:
鉈で、全て手作業、1,200㎜の中に3
~5の節がある。
20本の原竹は分割後140本になっているから140×4(平均)=560の節を払わなければならない。
⑤編む:
1本ずつ並べていっても良いのだが面倒と思われるので、予め針金で編んでおく。10本で約300㎜になるので、そのモジュールを置けば1尺の垣根が即完成する。6モジュール並べれば1間の長さの垣根が誕生する。

⑥2つ割りした竹の貫で挟み込む。
⑦針金で縛って竹垣の完成。



 間柱をどの程度入れるか?その材料は?
固定方法など状況により変わる。ケースバイケースで考えていくが、この過程は楽しい。ラフスケッチを基に、設計図(フリーハンド)を描く。この間、ホームセンターに足繁く通い素材を物色する。木材が主になるが、塩ビパイプ、疑似竹、獣害防護柵などの中から選ぶ場合もある。過去の造作物の設計図はファイルしてあるので、更新するときは見返しながらスペックアップに努めている。作業が佳境に入れば週2~3日山に入ることにもなる。
 定例山行に参加する機会が年ごとに減っているが、山中に身を置き、山の気を吸っている点では、クラブのどなたにも負けていないと思っています。【金苗】


会報やまびこNo226 会員エッセイP14転載
SHC広報



  


2016年02月04日 Posted by こだま at 16:00Comments(0)会員エッセイ