雪の山伏から

1月定例山行報告
2015年1月25日 (日)
山伏 (安倍奥)
2015年1月25日 (日)
山伏 (安倍奥)
★コース
島田中央公園(5:30)―真富士の里―大島分岐(7:30)…西日影沢登山口(8:05)…大岩…蓬峠…山伏山頂(12:30~13:00)…〈往路〉…大島分岐(16:00)―島田中央公園(18:30)

南アルプス眺望
ゆっくり組も全員頂上に
11月末の下見山行では、紅葉を少し見ることができた。2ヶ月後、今度は雪の山伏を歩くことができ、記憶に残る山行になりました。 天候はまったく心配のないハイキング日和。最初の休憩をとったワサビ田跡から凍っている所が多くなりアイゼンを着ける。歩行の不安は減るが、アイゼンを引っ掛けないように気をつけなければならないし、靴が重くなり楽あり苦あり。蓬峠から池田さん、森さん、私の3人はゆっくり組となる。ここからは急登で積雪も多くなり、雪と格闘して体は汗ばみ、足の運びが悪くなってきた。休憩が多くなったゆっくり組、目の前に見える大谷嶺、富士山、十枚山、青笹、山々を見て苦しさをまぎらす。声を掛けながら頂上を目指した。ようやく頂上に到着「森さん頑張ったね、諦めなくて良かったね」とハグ。笹原は雪原風景に変わり「山伏」の立標は、文字だけぬっと見えた。坂田さんから温かいおしる粉をいただいた。疲れた体に今日一番のご褒美、甘くておいしかったです。ご馳走様でした。 下山もゆっくり組でした。田中代表の言われた4つの注意事項が実践されて、難所もクリアー。怪我もなく山行ができて良かった。それにしても今日のメンバーは健脚揃いでした。【鈴子】
冬季の山行ということで、雪がどの程度あるか心配でした。蓬沢峠までは凍っていたけど、そんなに雪は無かった。高度を稼ぐほどに、雪も多くなり、木の枝に積もった雪が重たそうに垂れていて降ろしてあげたいほど、でも、周りの景色はとってもきれいだった。頂上はすばらしい天気だったので、富士山は裾野まで良く見え、風も無く気持ち良かったです。山伏は何度も登っているのに、下りの最後は足も痛くなり大変疲れました。【みや子】
11月下旬の下見の時とは勝手が違って、凍結したルートと雪道に、細心の注意を払った山行でしたが、全員けがなく下山でき良かったと思います。山頂では快晴、無風のコンディションで、雄大な富士山の姿に達成感もアップしました。【均】
いい山なんだけど、私にとっては益々厳しい山になってきた。下見同様、本番でも本隊に遅れをとってしまった。朝のラジオ体操以外たいしたトレーニングもしていないから無理ないか。よーし、山頂の笹原と枯木の風景を版画に彫って、記録に留めるぞー。【金苗】

前週の富士山での講習の筋肉痛、緊張感も冷めやらぬまま、今年最初の定例山行。タイムリミットにも負けず皆で完登、下山できました。ありがとうございました。以前は寸又周辺を一人恐る恐る6本歯アイゼンで登っていた雪山、共に登る仲間、アイゼンの歯(12本購入)と共に、安心感、安定感も倍増し、辛くとも楽しく登り、南ア、赤石岳も望むことができ嬉しかったです。カモシカ君もキュートでした。次はラッセル体験ですかね? 自作ワカン作るぞ!【正浩】
約1年ぶりの山伏でした。往復8時間は、大変でしたが風が全く無く、富士山と南アルプスが綺麗に見えて、疲れが吹き飛びました。。【高秀】
私にとって、西日影沢からのピストンは、初めてのコースで、しかも、雪山でもあったので、体力的に自信を持てる山行になった。お天気に恵まれ、ピークでの眺望は、想像を超えて素晴らしいものであり、仲間の丁寧な山座の説明に、はるかな峰々を前にして、ただただ頷くばかりであった。千枚、荒川三山から小赤石、赤石、さらに聖、手前に上河内岳と未踏の峰々が連なり、次の目標となった山々を、心にも、目にも、しっかりと焼き付けた【幸夫】
3回目の山伏。雪山登山と期待しましたが、山道の変化、陽だまりと日蔭での雪質の違いが多くて、御殿庭上と比べて歩きづらかった。しかし、天気に恵まれて晴れ、山頂で富士山・南アルプスが見られてよかったです。初めてスポーツタイツを穿いたせいか翌日から腰・筋肉痛で参りました。特に腰痛には……。【孝】

山伏には何度も登っていますが、雪のある季節に登るのは初めてです。朝日を背に受けて登る西日影沢は、相変わらずの良い雰囲気。乗越しを過ぎると雪の量も増え、雪の重みに枝を垂れた木々の道は明るく静かで、春や秋とは異なる趣を味わうことができました。長く裾を引いた富士山、南アルプスの展望はいつもながら素晴らしいけれど、それにも増して、陽に輝く雪原は本当に素晴らしく、最高でした。【博道】
冬の山伏は久しぶりで、楽しみにしていました。しかし、少し歩くと凍っている箇所があり、早々アイゼンを装着した歩行となりましたが、その後の蓬峠までは雪の箇所も少なくなり、歩くのに苦労しました。蓬峠からは雪があり、歩きやすくなりました。しかし、はじめからアイゼンを装着していたため、非常に疲労を感じた山行でした。すばらしかったことは、全員が山頂に立てたことです。その苦労の甲斐があり、山頂から久々に雲がない富士山の姿を堪能しました。振り向くと、南アルプスを間近に見ることができ、大変ラッキーな良い山行でした。担当の方々、ご苦労様でした。【延房】
厳冬の山伏は久しぶり、昨年1年の不摂生と登山参加が少ないことで体力が不安だったが、蓬峠までは何とか皆について行けた。ここで亀さんチームに入るか迷ったが、体力試しもあり普通組で上ることにした。しかしここからの2時間、休憩のたび少しずつ遅れ頂上では数分の遅れ、不摂生と体力の衰えを再確認した。頂上からの眺望は〝富士山・南アルプス(聖・赤石など)〟この時期では最高のご褒美をもらって久しぶりに感激を味わった。【昇】

冬の山伏は初めて登る。夏も楽な山でないが、大岩あたりからアイゼン装着での歩きはきつい。やっとの思いでたどり着いた山頂では、真っ白に雪を抱いた南アルプスの山々と対峙。以前登った懐かしい思いが蘇る。大岩から蓬峠を詰める途中、ガレ・岩場を通過する際、往きと帰りにそれぞれヒヤッとする場面があった。1件はロープに助けられ、1件は登山道上に身体が落ちて止まり事無きを得た。この箇所、ロープが張られているので、通過に転・滑落が不安な人には、時間がかかってもセルフレスキューで身につけている、テープスリング・カラビナを出して身体の確保をすべきではなかったかと反省する。往きにヒヤッとした経験をしたから、帰りには当然それの備えをしなければならなかった。私自身のリーダーとしての判断力・決断力を問われた山行であった。【浩】
初めての山伏はSHC入会前に父と妹と登った。ヤナギランは咲いていたが、山頂の周囲は真っ白で、もちろん眺望はゼロだった。今回の山頂は最高だった。あの真白な霧がこんな景色を隠していたなんて……。とりわけ富士山が、威圧感のない近さで余すことなくその姿を見せてくれていたのは、素晴らしかった。そしてこの感動を一緒に登ったメンバーみんなで共有できたことは何より嬉しかった。すべてに感謝です。【仁枝】
山伏に行ったことはあるが、西日影沢から登ったことはなかった。しかも、今回の参加者は二十人にも満たないし、一抹の不安があった。蓬峠の手前までは雪があっても歩行を妨げる程ではなかった。しかし、そこから先は雪が深くなり、アイゼンを着けていてもトレースを辿って行かないと膝まで脚がはまってしまいそうだった。私は池田さん、黒田さんと共に健脚の一行に少し遅れて歩いた。足は疲れるし、冷たくて凍りつきそうだった。山頂に着いてもじっとしているとすぐ凍えてくる。それでも、あたり一面にみなぎる厳冬の緊張感の中で、真っ白で端正な富士山と対面し、思わず襟を正さずにはいられない気がしたのである。【悦子】
参加者全員が山頂に達せるかどうか半々に思っていたが、予定時間には少々遅れたものの皆があの富士山と南アルプス、そして真っ白な雪原を見ることができて最高の山伏行となりました。前週の雪上歩行講習に参加した皆さんが、その成果を早速に発揮できたことも良かったです。【元】
会報やまびこNo215 ・ P3~5を転載
SHC広報
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