双子山集中

双子山集中
いよいよ師走です。
今年最後の定例山行は我らが裏山、「双子山~千葉山」
に皆で集まり、あれこれ山の想いを語り合いましょう。




忘年山行 「双子山集中」 (島田・藤枝市境)

● 期 日  12月9日(日)  (雨天時は忘年会のみ)
● 忘年会  門前茶屋(千葉山)  12時30分~15時30分
● コース  (2万5千図 「向谷」)


A 天徳寺コース
島田駅前(7:14)=〈大津線〉=天徳寺(7:44)…P243…双子山(10:00~30)…門前茶屋

B 谷稲葉コース
藤枝駅前(7:55)=〈志太温泉線〉=谷稲葉入口(8:04)…心岳寺…双子山(10:00~30)…門前茶屋

C 市境尾根コース
六合駅(7:05)…龍江院…谷稲葉分岐…双子山(10:20~30)…門前茶屋


*初倉方面からは
コミュニティバス湯日線(本村6時40分発)が、A・Cコース共に利用可能。
*忘年会のみの参加者は各自、直接会場へ集合。



双子山集中


貴重な我らが裏山

本年忘年山行の目的地は、島田・藤枝市境のピーク、双子山。年初の「おはようハイク」でも訪れたから、2012年の山歩きは双子山で始まり、双子山で終わることになる。今年は新入会員もあって藤枝在住者も増え、島田、藤枝の両側から登ってここに集まるというのも面白いと思った。

今年1╱8、  双子山山頂から焼津(虚空蔵山)方面を望む。
双子山集中


市境であるから、島田、藤枝両側にハイキングコースがある。島田側からは野田・東光寺の峠から大草林道を北上するのが一般的だが、長い舗装道が退屈だ。一方、藤枝側からは谷稲葉、駿河台、中山と幾つかの整備されたコースがあり、いずれもしっかりとした道標が付けられているので、島田市外から訪れる人は藤枝側から登る人が多いようだ。最近では流行りのトレランのトレーニングで使う人いるようでブログなどで散見する。

「おはようハイク」に使った天徳寺起点のミニ周回ルートは、島田側の貴重なコースと言えるだろうから、もっと広めたいコースだ。また、少し長いが、岸の龍江院辺りから市境尾根を辿っていくコース(バイパス谷稲葉トンネル上で駿河台からの道と合流)は、藤枝ライオンズクラブ設置の道標(藤枝のハイキングコースは、これが公式道標か)も要所にあり、茶畑越しに眺望も効いて歩きやすい。 運動会もできそうなほど広い北側の山頂部に、「一生我慢」のちょっと辛い像があるのは、ここが島田の側の放置された竹林の丈が伸びて気になる。竹取りの翁に何とかしてもらいたいものだと思った。丑と寅のコンクリート像は、南のピークに祀られる虚空蔵尊に由来するものだろう。436・5mの三等三角点標石は、虚空蔵堂右側の石台の上にあり、ずっと以前に来た時には、その標石の上に小さな狛犬が載せられていた。

双子山の名は、この南北の小さなピークの形状に由来するだろうと考えるのは当然だが、一方、点名は『大草山』となっている。麓の集落名を冠した方が私には好ましく思えるが、本誌№180に記したP243『学校山』なども含めて、これは大草東側の尾根全体の呼び名かもしれない。ちなみに、の尾根を南下した211・7四等は『菅ヶ谷』、175・2四等は『波田』、159・9三等の白岩寺山は『阿知ヶ谷』が点名となっている。

ところで、双子山が図郭のほぼ中央に位置する2万5千図『向谷』を改めて眺めてみよう。西を相賀谷川、東を瀬戸川・滝沢によって区切られた千葉山を盟主とするこの山域は、網の目のように破線道や林道、農道が、そして2万5千図に載らない山道も巡っている。こうした道々をパズルを解くように結べば、長短の幾通りものコースができあがり、新しい発見も生まれるだろう。まさしく私たちのこの裏山を、「おはようハイク」に限らず、時間を少し見つけた時の散歩のような山歩きに取り入れていったら面白いと思う。何よりも自宅から歩き出せることが一番の魅力だ。そんな中で島田のハイキングコースが、もっとバリエーション豊かに整えられていったらと思う。
会報やまびこNo189 〔H・T〕





2012年12月07日 Posted byこだま at 18:54 │Comments(0)定例山行

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