2コースで歩く天城山・その1

2013年5月26日 (日)

石楠花咲く天城を歩こう


今月の山は会員からのリクエストが一番多かった天城山を縦走、周回、の2コースで楽しみました。頑張って天城を歩きたい、ゆっくり花を見たい。各自が自分にあったコースを歩きました。


♪ ~ 反対方向から歩きだし、どの辺ですれ違うだろうか?
2コース(天城山縦走コースと天城山お花見コース)
話題にしながら歩いて合流したその場所は・・・?


御対面! 伊豆の最高峰、万三郎山頂 (1505.3m)。








集合写真の後、 再び、2コース其々背中合わせに進路をとる。



★ 行 程 (2万5千図 「天城山」 「湯ヶ島」 「湯ヶ野」)
島田(5:30)~藤枝岡部IC~長泉沼津IC~水生地下(8:00)~天城高原GC(9:30))~各々~〈往路〉~島田(19:15)


【縦走コース】水生地下(8:15)~八丁池~戸塚峠~万三郎岳~万二郎岳~天城高原GC(16:00)
【周回コース】天城高原GC(9:45)~万二郎岳~石楠立~万三郎岳~涸沢分岐~天城高原GC(16:00)




まずは、
天城シャクナゲコースを選択したメンバー10名の山路を辿りましょう。



天城高原ゴルフ場をスタート。四辻から左に入り万二郎岳へと向かう。



万二郎岳




♪ ~ 2コースで歩く天城山 ・ その2 に続く。


by  トンボ
  


2013年05月28日 Posted by こだま at 17:00Comments(0)定例山行

4月は九鬼山


2013年度、4月の定例山行は、
「九鬼山」 (道志山塊)



★ 期 日   4月14日 (日)
★ 集 合   島田ばらの丘公園駐車場・午前6時20分
★ 行 程   (2万5千図「都留」「大月」)

島田ばらの丘(6:30)―藤枝岡部IC―〈新東名〉―御殿場IC―須走IC―〈東富士五湖道・中央道〉―都留IC―都留禾生(9:30)…愛宕神社…富士見平…九鬼山(11:30~12:30)…札金峠…札金沢(14:30)―〈往路〉―島田ばらの丘(18:00)



九鬼山山容(『ウィキペディア』内Uraomote yamaneko 氏撮影より転載)




鬼の山で遊びましょう

「昔々、あるところに……」で始まる「桃太郎」の伝説が、ここ九鬼山に語り継がれています。大月市百蔵山で生まれた桃太郎は、上野原市の「犬目」犬を、大月市の「猿橋」「鳥沢」で猿とキジを引き連れ、九鬼に住む鬼を退治にやって来たと伝えられています。また、もう一説には桃太郎が富士に住む十匹の鬼を退治にしたところ、一匹が大月の岩殿山へ逃げ、残りの九匹が田野倉にある九鬼山に逃げた。九鬼山の名前はそこからの由来とか・・・。


地図は都留市HPより引用



九鬼山は大月市内を流れる桂川沿いにある山で、二等三角点標高970m、「山梨県百名山」「都留市21秀峰」に挙げられています。山頂からは、大月市方面の展望と、富士見平からは名のとおり富士山の展望が楽しめます。新東名で御殿場、東富士五湖道路を経由して中央自動車道大月ICを降ります。車窓からは雄大な富士山をたっぷりと見ることができます。リニア実験線の高架橋下を通り禾か せい生駅方面へ、バスはここまで。登山口に向かって歩くと、レンガ造りの東京電力落合水路橋(国際登録文化財)を見ることができます。 登山道は、九鬼集落から「愛宕神社コース」を進みます。登り始めは、暗い杉の中を登って行きます。30分ぐらい歩くと汗が出て、ここから山らしい道になります。頂上手前の富士見平近くに「天狗岩」があります。都留市を眼下に、富士山、中央道、国道139号、富士急行戦が見られます。2時間弱で山頂に着きます。人気の山なのでしょうか、大勢の人で賑やかでした。本番山行の時、山頂で昼食ができるといいのですが・・・。

下山は北方面へ尾根を急下降して、札金沢コースを下ります。ロープのかかったヤセ尾根、細い道幅の箇所もあるので、注意して歩きます。紺場の休場に着けばヤレヤレです。札金峠から、札金鉱泉跡を経て、田野倉に2時間ぐらいで着くと思います。 芽吹きも始まり春らしくなっている九鬼山で、いい汗を出して、鬼の山で遊んで来ましょう。 〔黒田〕
  


2013年04月11日 Posted by こだま at 14:28Comments(0)定例山行

福寿草の藤原岳

2013年3月24日 (日)
島田ハイキングクラブ3月定例山行 『藤原岳』 が実施されました。
昨秋、下見山行の藤原岳は、 ⇒    こちら 



こんにちは福寿草さん!




会報やまびこNo194 5月号 山行文より

 今回の山行の目玉は、何といっても福寿草。昨年11月に下見に行き、もちろんその時は福寿草のフの字もなかったわけですが、来春の山行を楽しみに・・・そして、今日やってきました。 曇っていると花が開かないという。この日の天気予報はあまりよくないというか、雨が降ってもおかしくないという予報ではありましたが、島田ばらの丘公園を朝5時30分に出発した時の天気は雨など降りそうでなく、現地に到着しても全くの晴天だったという・・・何というメンバーの心掛けの良さ。
 








凍りついた雪とぬかるんだ坂道を苦労して登り、一合目、二合目から順に八合目へ。それから、しばらく行くと、葉の落ちた樹々の間から差し込んだ暖かい陽光のもと、あちらこちらにスプリング・エフェメラル、春の妖精などと呼ばれる福寿草が黄色の可愛らしい花を咲かせていました。花びらは透き通るような黄色で輝いていて、その見事さに、しばらく茫然自失の状態になりました。








「こんにちは、福寿草さん!」思わず声をかけてしまいました。今までの疲れが吹き飛んでしまうような感激と幸福な気持ちをもらいました。しかしながら、この福寿草の群生地もロープ等の保護がないため、写真を撮る人などが花の近くへ入り込み踏みつぶされてしまうような環境になっていて、かわいそうで残念な気持ちになりました。山荘付近にも群生していたという福寿草も今日は皆無で、これも残念ではありました。
福寿草への期待の大きさと素晴しさに圧倒されて、福寿草のお話から始まってしまいましたが、山行そのものも上々の天気に味方されて最高でした。








往路のバスの中、小澤リーダーがいつも楽しい遊びを提供して盛り上げてくれます。今日の出し物は歌集、9頁にわたり15曲。まずは花は咲く、山の子の歌、夏の思い出、シーハイルの歌等々。小澤リーダー主導で大合唱。小生も〝得意〟の箱根八里、森さんの吹くピアニカに合わせて押尾さんの歌う穂高よさらば、新人哀歌を歌う田中代表。それぞれ個性が出て楽しく、山へ登る前の気持ちの安らぎをいただきました。

登山口へ9時に到着。山へ登る準備をして出発。今日のコースは、表登山道、大貝戸道のピストン。天気も上々で気持ちも体も快調。今日の参加者は17名、藤原岳登頂コース組と山荘コース組の2班に分かれて登ることになりました。小生は自信はなかったのですが、今回の山行の担当という立場から、登頂コース組に参加。この日のために前の日曜日に山伏の雪の山道を歩き、おはようウォーキングにも参加し、鍛錬をしたつもりではありましたが、登頂コース組はさすがに健脚ぞろい。小生は着いていくのがやっとではありました。


歩いたコースは、下から杉林で暗いジグザグの登りで、八合目近くまでは展望はなく、上に行くにつれて雑木林に変わり雰囲気が明るくなり、雑木林の急な登りは頂上に近づくにつれて笹原となり山荘へ出ます。 小生は気をつけて歩いたつもりですが、四合目から五合目にかけた坂道の凍った雪の上に泥の付いたところで、体を支えようとしたストックがすべり転倒。幸いケガはなかったのですが、脚や手など泥だらけになり結構なショックを感じ、それからしばらくは、再び転倒しないよう大変気を遣いました。

山荘着11時50分。少々の休憩の後、展望丘頂上へ向かう。拾い笹原の中のぬかるんだ道を苦労して登り20分程で山頂へ。360度の展望の中で昼食。残念ながら遠くは霞んでいてあまりよく見えない。昼食後、小生が持参したマップ(昭和47年発行、定価150円)を広げ、藤原岳から南へ連なる鈴鹿山系の山々の確認。このマップは、小生が名古屋で勤務していた若き20代の頃、時々来ていた鈴鹿山系の山行の際に使用していたもので、このマップと共に今ここに自分がいることが懐かしく、感慨一入でした。山頂から近くの山に目をやれば、カルスト台地のなだらかな広い傾斜に白い石灰岩が短く突き出ていて、その辺りが少し霞んでいる様子には大変癒されました。



帰りは、もと来た道を戻り、無事下山、15時ちょうど。帰途、松阪市内から来たというグループと後になったり先になったりして、休憩を一緒にしたところで少しばかり雑談を交わす。松阪の名物や山などについて聞いたりして和気あいあい、旅っていいなァ―。同じ山仲間とは心も口も開放的になれるから・・・。 最後に、スプリング・エフェメラルの福寿草は本当に素晴しかったですよ。今でもあの光景が目に浮かびます。ありがとう。 【渡辺m】
  


2013年03月27日 Posted by こだま at 19:04Comments(0)定例山行

三方分山の報告

2013年1月20日に実施された
島田ハイキングクラブ1月定例山行 『三方分山』 の報告です。

三方分山 ~ 行った者しか判らない光景

★ コース

島田(6:00)―藤枝岡部IC―〈新東名〉―新富士IC―〈R139〉―道の駅朝霧―精進湖県営駐車場(8:30~50)…阿難坂…三方分山…精進峠…パノラマ台…下降点…精進湖駐車場(16:00)―〈往路〉―島田(18:30)



















予定より時間がかかった阿難坂 (女坂)









三方分山山頂にて。 参加者は20名。



アイゼン装着







分岐。ここで
隊列は精進湖畔へ下るグループとパノラマ台に行くグループに分かれる。







精進湖を眼下に眺めながら下って下山完了! 



惜しげもなく全身を魅せる日本一の山



パノラマ台グループの写真は追々アップします。

by  トンボ


  


2013年02月06日 Posted by こだま at 11:58Comments(0)定例山行

行った者しか判らない光景

島田ハイキングクラブの一月の活動予定のひとつ、
2013年初の定例山行は、三方分山 (御坂山塊) です。 
      
 2万5千図 「精進」 ・ 「市川大門」


●期 日  1月20日 (日)

●集 合  島田ばらの丘公園駐車場 ・ 午前5時50分

●行 程
島田ばらの丘(6:00)―藤枝岡部IC―〈新東名〉―新富士IC―〈R 139 〉―精進湖駐車場(8:20~45)阿難坂…三方分山…精進峠…パノラマ台…駐車場(14:40)―天母の湯―〈往路〉―島田ばらの丘(18:00)


会報やまびこNo190 ”月々の山” から 

三方分山 ・・・ 行った者しか判らない光景

 島田ハイキングクラブでは”08/1定例山行の時、一度登っているのでご存知の方が多いでしょう。精進を背に明るく開けた山です。こう言えば大体想像がつくと思いますが、富士山を眺めるには格好の山です。三方分山という名前がユニークだと思いました。そのまま解釈すれば三方に分かれている山となります。

1/25,000地形図を開いてみます。今回上って行く尾根が東側から、下って行く尾根が南南西へ、もうひとつ北北西に延びる尾根と、きれいに三つに分かれています。それぞれの尾根が形作る扇形の角度は南東面が106度、西面が134度、北東面が120度くらいかな。下見の際、コンパスで確かめたところ、南東面が106度、西面が132度、北東面が122度くらいでした。あぁ、やっぱりこれだから三方分山と言うのかなと、独り合点したのですが間違いでした。旧八坂、精進、古関の三村が境にするところから名付けられたようです。 

降車場は県営で立派なトイレがあります(有料)。直ぐに旧道(中道)に入り、集落を横切って上って行きます。駿河と甲斐を結ぶ三つの道のうち中央に位置する中道を上ること1時間、阿難坂(女坂峠)に到着。ここから三方分山の東尾根に取り付き急登を行く。でも峠までウォーミングアップを充分してきたから大丈夫、葉が落ちたナラとブナの間から大きくなってくる富士山を見通しながらゆっくり上れば順調に頂上へ達します。ただしこの尾根は、北側から風が吹き上げてくるので、峠で熱いからと言って着ているものを剥ぎ取ってしまわないこと。充分な休憩の後、南南西へ下る。上った分、急坂を降りますから足元に注意。精進峠(三沢峠)はじめ幾つものコブを越えて行く尾根道は意外とタフです。西側、木の間から見える南アルプスの山々を同定しながら歩けば気も紛れるでしょう。

パノラマ台の到着は13:00前後になりそうです。それまでの休憩の時、充分腹の足しになるようなものを口に入れておいてください。パノラマ台、これはもう行った者にしか判らない光景です。時節柄アイゼンが必要になるかもしれません。持っていない方は訓練するいい機会になると思います。先輩のアドバイスを受けて準備し、今まで知らなかった世界を広げる機会にするといいでしょう。 (山行担当・池田 前田 杉浦 大石)



会報やまびこNo85
山行文より
訓練のために行った山だったが、天気がよく、女坂峠では八ヶ岳が空中に浮かんだように見え、三方分山に向かうに従って南アルプスが雪をかぶって木の間越しに見えだした。甲斐駒ヶ岳、北岳から荒川岳、赤石岳まで、こんなに良く見たのは初めてだった。パノラマ台でも昼近くから雲が出てきたが目の前の富士山は雄大な姿を現わしていた。先週行った足和田山や、三湖台が今回は反対から望めた。(K・M)


精進湖駐車場から三方分山へ続く稜線を見上げて
(参考・写真は、2004・2╱28 SHC個人山行による)


定例山行では2回目となる今回はどんな発見があるでしょう。
・・・ 行った者しか判らない光景 ・・・
山行報告が楽しみですね。
  


2013年01月10日 Posted by こだま at 11:29Comments(0)定例山行

双子山集中

いよいよ師走です。
今年最後の定例山行は我らが裏山、「双子山~千葉山」
に皆で集まり、あれこれ山の想いを語り合いましょう。




忘年山行 「双子山集中」 (島田・藤枝市境)

● 期 日  12月9日(日)  (雨天時は忘年会のみ)
● 忘年会  門前茶屋(千葉山)  12時30分~15時30分
● コース  (2万5千図 「向谷」)


A 天徳寺コース
島田駅前(7:14)=〈大津線〉=天徳寺(7:44)…P243…双子山(10:00~30)…門前茶屋

B 谷稲葉コース
藤枝駅前(7:55)=〈志太温泉線〉=谷稲葉入口(8:04)…心岳寺…双子山(10:00~30)…門前茶屋

C 市境尾根コース
六合駅(7:05)…龍江院…谷稲葉分岐…双子山(10:20~30)…門前茶屋


*初倉方面からは
コミュニティバス湯日線(本村6時40分発)が、A・Cコース共に利用可能。
*忘年会のみの参加者は各自、直接会場へ集合。






貴重な我らが裏山

本年忘年山行の目的地は、島田・藤枝市境のピーク、双子山。年初の「おはようハイク」でも訪れたから、2012年の山歩きは双子山で始まり、双子山で終わることになる。今年は新入会員もあって藤枝在住者も増え、島田、藤枝の両側から登ってここに集まるというのも面白いと思った。

今年1╱8、  双子山山頂から焼津(虚空蔵山)方面を望む。



市境であるから、島田、藤枝両側にハイキングコースがある。島田側からは野田・東光寺の峠から大草林道を北上するのが一般的だが、長い舗装道が退屈だ。一方、藤枝側からは谷稲葉、駿河台、中山と幾つかの整備されたコースがあり、いずれもしっかりとした道標が付けられているので、島田市外から訪れる人は藤枝側から登る人が多いようだ。最近では流行りのトレランのトレーニングで使う人いるようでブログなどで散見する。

「おはようハイク」に使った天徳寺起点のミニ周回ルートは、島田側の貴重なコースと言えるだろうから、もっと広めたいコースだ。また、少し長いが、岸の龍江院辺りから市境尾根を辿っていくコース(バイパス谷稲葉トンネル上で駿河台からの道と合流)は、藤枝ライオンズクラブ設置の道標(藤枝のハイキングコースは、これが公式道標か)も要所にあり、茶畑越しに眺望も効いて歩きやすい。 運動会もできそうなほど広い北側の山頂部に、「一生我慢」のちょっと辛い像があるのは、ここが島田の側の放置された竹林の丈が伸びて気になる。竹取りの翁に何とかしてもらいたいものだと思った。丑と寅のコンクリート像は、南のピークに祀られる虚空蔵尊に由来するものだろう。436・5mの三等三角点標石は、虚空蔵堂右側の石台の上にあり、ずっと以前に来た時には、その標石の上に小さな狛犬が載せられていた。

双子山の名は、この南北の小さなピークの形状に由来するだろうと考えるのは当然だが、一方、点名は『大草山』となっている。麓の集落名を冠した方が私には好ましく思えるが、本誌№180に記したP243『学校山』なども含めて、これは大草東側の尾根全体の呼び名かもしれない。ちなみに、の尾根を南下した211・7四等は『菅ヶ谷』、175・2四等は『波田』、159・9三等の白岩寺山は『阿知ヶ谷』が点名となっている。

ところで、双子山が図郭のほぼ中央に位置する2万5千図『向谷』を改めて眺めてみよう。西を相賀谷川、東を瀬戸川・滝沢によって区切られた千葉山を盟主とするこの山域は、網の目のように破線道や林道、農道が、そして2万5千図に載らない山道も巡っている。こうした道々をパズルを解くように結べば、長短の幾通りものコースができあがり、新しい発見も生まれるだろう。まさしく私たちのこの裏山を、「おはようハイク」に限らず、時間を少し見つけた時の散歩のような山歩きに取り入れていったら面白いと思う。何よりも自宅から歩き出せることが一番の魅力だ。そんな中で島田のハイキングコースが、もっとバリエーション豊かに整えられていったらと思う。
会報やまびこNo189 〔H・T〕


  


2012年12月07日 Posted by こだま at 18:54Comments(0)定例山行

突先山~大山

11╱11 (日)
島田ハイキングクラブ11月定例山行
安倍川流域 (突先山~大山)  2万5千図・ 「牛妻」



概念図は ⇒  こちら

変更したコースの概念図は ⇒  こちら






☆ 行程
静岡駅7:05-(しずてつバス美和・大谷線,710円)→奥長島7:50
奥長島バス停8:10→めがね橋(8:50~8:55)→登山口9:05→三条ノ滝(9:30~9:40)→おおたるの滝(9:55~10:00)→釜石峠(10:20~10:30)→突先山(11:00~11:10)→大山・(昼食,11:50~12:30)→口長島登山口
口長島14:43-(しずてつバス美和・大谷線,680円)→静岡駅16:30


〓 電車とバスを利用 〓



















 母とお茶と突先山    (会報やまびこ山行文より)

山行当日の天気予報は午後から雨。突先山の計画は1年前も雨で流れ、再挑戦の今年もどうなるか気を揉んだが、T中さん、I谷さんが予定より早く下山するコースを提案してくれて当日を迎えた。さて、突先山は私には特別な思い入れがある。母を今年8月に亡くしてしまったが、母が小学校の遠足で歩いた山と1年前に聞かされていたので強い思い入れがあった。その山の担当になっていた事。偶然ではないような気がして。こんな思いを抱いての山行は感傷的になるだろうという予想は見事にはずれ、久しぶりのSHCの仲間との山行は自然の中に身を置いているという開放感も加わり、心から笑い楽しめた。さりげなく言葉をかけて下さったり気にかけて下さったり、心に染みました。 奥長島のバス停から歩き始め釜石峠へ。静岡のお茶の祖、聖一国師が中国から持ち帰ったお茶の実を植えた足久保から生誕の地栃沢へ通じる道を歩く。途中、三条の滝と大たるの滝を見学。私は塗れた石に足を置いたとたん滑って転んだ。恥ずかしいやら痛いやら、トホホな気分。釜石峠から突先山までは急登が続いた。その後大山を目指しお昼ご飯。下の時は遠くまでの眺望が良かったが、この日は下に見える山々がだんだんと雨で白く煙っていくさまが眺められた。合羽を着て下山開始。ここからは予定変更した東海自然歩道を歩いた。山の木々に守られ、そんなに濡れる事もなく下山し口長島バス停へ。あいにくバスは1時間待ちとなったが突先山山行は無事終了した。 島田もお茶のまち。私の父方母方の親戚はともにお茶農家であり、お茶つながりを感じる。これからはより一一層心を込めておいしいお茶を淹れていこう。ありがとうございました。(E・M)




























空に尖るくさびを目指して  (会報やまびこ山行文より)

前日よりの天気予報で、午後からは雨模様との情報の中、やはり天気は曇り空。何とか雨が降らなければいいけれどと、願いながら家を出ました。今回の山行は、登山口まで公共交通機関を使っての行程でした。電車の中は、島田HCの仲間はもちろんのことですが、他にもザックを背負い、ストックを持つ人達がいて、「この人達はどこへ行くのだろうか……」なんて思ったりしました。静岡駅から奧長島行きのバスに乗り、始めは他の乗客もいましたが、途中からは島田HCの貸切り状態となってしまいました。
終点の奧長島から、茶畑の中の車道を歩きました。これからティーロードを歩くと思うためか、茶畑がずいぶんきれいに刈り込んであるように見えました。メガネ橋までは、舗装道路で約50、ひと汗かきました。登山口からは、沢コースを選び、沢のせせらぎの音を聞きながら、急斜面があったり、沢を石をつたって渡ったり、丸太橋を渡ったり、また、途中に三条の滝やおおたる滝を眺め、マイナスイオンをたっぷり浴び、色々変化に富んだコースで楽しかったです。 釜石峠で、二本の大きな杉の間に「歯痛地蔵様」と呼ばれる如意輪観音様がいました。右の頬に手を当てたお地蔵さんで、歯痛を抑えてくれるとか、歯科治療のなかった時代には、このお地蔵さんに拝むしかなかったのかもしれません。突先山へ向うと、急坂の階段が……、掛け声に後押しされて登りきると、第二の階段が……、これを登りきれば頂上かと、もうひと踏ん張りして登りきると、第三の階段が……息を切らせやっとで頂上に到着しました。 大山へ向う道に入り、下り坂を歩き始めた時、突然、右足のふくらはぎに、違和感を覚えました。すると、ふくらはぎの中に痛みの塊のようなものが広がりました。足がつった、こむらがえりになったのです。その場で、マッサージをして血行を良くし、塩をいただきミネラルの補給をしたところ、足のつった状態が治まりました。昔、子供の頃プールで足がつったことがありましたが、山歩きをしていて足がつったのは初めてのことでした。原因を考えてみると、やはり体調管理ができていなかったということに尽きます。実は前夜、食堂のテーブルで座った状態での短い睡眠のみで、しっかり体を横にしての睡眠をとってなかったのです。きっと、ふくらはぎに疲労がたまっていたと思います。グループの方にも、ご迷惑をかけました。申し訳ありません。ミネラル補給の塩もいただき、ありがとうございました。これからは、体調管理に気をつけて、山行に臨みたいと思います。 アクシデントの後は、林道をだらだら歩いて、大山に着きました。お昼の後は、雨が迫ってきているので、予定を変更して東海自然歩道を下って、口長島に着きました。雨も降ってきましたが、あまり濡れずに済みました。 今回は雨のため、予定のティーロードが途中までしか歩けませんでした。また次の機会には、大山から南尾根を通って中藁科に下るコースも歩いてみたいと思いました。(N・N)































































突先山   (会報やまびこ山行文より)

今回は公共交通機関での山行。「貸し切りバスと違って赤字の心配がないから新人さんは無理して来なてもいいよ」とチクリと言ってきた人もあったが、「私は赤字の穴埋め要員じゃない」とちょっと意地になって参加。そのせいか、天気も思わしくない。 静岡駅からバスに乗り奥長島で下車。そこからは舗装道路を40ほど歩き、突先山沢コースの登山口から山に入る。沢の音を聴きながら、ゆっくりと高度を上げて行き、途中、三条ノ滝とおおたるの滝に寄り道。「おはようハイキング」で行ったお君の滝がまだ印象に残っているから、ちょろちょろの水の流れに拍子抜けするも、やはり水の音は心が安らぐ。 天気が悪いものの、沢を詰め尾根に乗ったところで、頭だけ見せていた富士山を木々越しに眺める。毎日のように安部川の橋の袂から見ていても、富士山が見えると嬉しくなる。まもなく、雲に覆われ富士山はその姿を消してしまった。 釜石峠での小休止中に数人で歯痛地蔵を見に行く。数年前に、歯痛地蔵にお参りするために入山して遭難したというニュースを聞いたことがあったが、それがこの地蔵のことだろうか? どんな山でもアクシデントはありうるということを肝に念じておかねばならないだろう。 突先山では記念撮影だけをし、昼食は大山で取る。周囲の山々に雨雲が広がってきたので、昼食後は合羽を着て下山の仕度をする。当初の計画を変更して帰路は東海自然歩道で口長島に下山した。長い下りの途中で雨が降り出したものの、木々にさえぎられてほとんど濡れることがない。かわりに暑くて汗をかくので、途中で合羽を脱いでしまった。下山後は、バス亭で雨宿りをしながら1時間ほどバスを待ち、静岡駅で解散して今回の山行を終えた。 個人的には、これが入会後4回目の定例山行。まだ、単独登山の不安と緊張の中で出会う自然の営みにこそ大きな魅力を感じているが、いつか部外者を脱して仲間として認めてもらえた時には、仲間と共に見る景色にも魅力を感じるときがくるのかもしれない。(A・I)





















































  


2012年11月24日 Posted by こだま at 10:18Comments(0)定例山行

安倍奥の山

10╱21 (日)
島田ハイキングクラブ10月定例山行報告
安倍奥 (大谷嶺~八紘嶺)


☆ 行程   (2万5千図・梅ヶ島)
島田(5:30)-R1バイパスー昭府IC-安倍街道ー真富士の里ー大谷崩れP-登山口(7:50)-新窪乗越(9:30~50)ー大谷嶺(10:35~50)ー五色ノ頭の手前(昼食11:25~12:05)-五色の頭ー八紘嶺(13:05~25)ー安倍峠分岐(14:25)ー八紘嶺登山口(15:50)-梅ヶ島温泉P(16:10)ー島田(18:10)


林道終点から歩きはじめる。
 「崩れ」 の、
 幸田文の文学碑を右に見て





扇の要。
ここから大崩壊を見ると、ちょうど扇を開いた形に見える。








安倍川源流遡行。                 ”扇の要” 最終堰堤です。







最後の堰堤を通過すると、視界は開け、道はガレ場の急登となる。






 
来た道を振り返る。

    
    ペンキの目印をみて







落石にも注意。


新窪乗越までひと息。






青い空。 雲ひとつない好天気。
















新窪乗越で休憩。 大谷嶺は右方向。 (左に行けば山伏。)



続きはこちらの写真で。 icon15




下見山行・地図は ⇒  ☆ クリック ☆ 




  


2012年10月27日 Posted by こだま at 22:06Comments(0)定例山行

富士山奥庭

9╱9 (日)
9月と言えば、富士山周辺。 と、
年間の活動計画での企画が定着して来ました。
因みに昨年は、宝永第二火口 でした。

今回は、河口湖口ルートにつながる精進口ルートを少し歩き、途中からルートを右に取り、奥庭から御庭に出て御中道を河口湖口五合目に向かって歩くコースです。



☆ 行程
島田バラの丘6:00~藤枝岡部IC~新東名・新富士IC~R139道の駅朝霧~富士スバルライン・3合目樹海台駐車場9:10~三合目バス停~精進口三合目9:40~奥庭11:10~御庭山荘跡12:16~12:50~河口湖口五合目駐車場13:42~天母の湯~島田バラの丘18:10



本山行での見どころは奥庭です。天狗の庭とも呼ばれていて、奥庭荘売店から20分で一周できます。周遊コースには石畳が敷かれていて、その両側にはカラマツ、シラビソ、コメツガの針葉樹、そして足元にはコケモモの赤い実が目につきます。遊歩道を登りきると奥庭展望台。ここで集合写真を撮りました。




その他の写真はこちら ↶
  


2012年09月14日 Posted by こだま at 21:15Comments(0)定例山行

甘利山~御所山

8月定例山行の報告です。


8╱19 (日)
島田ハイキングクラブの8月定例山行
甘利山~御所山(南ア前衛)


行程
甘利山登山口(広河原P)8:50→甘利山・山頂9:45→大西峰→御所山12:15→(昼食30分)→大西峰(分岐)13:45→甘利山15:05→登山口15:30






ハナビラタケ















エイ、エイ、 オー!






ヤナギラン




ゲラニウム



ツリガネニンジン                            コウリンカ



















ヤマハハコ                                ワレモコウ

















マルバダケブキ


カワラナデシコ



オダマキ







ホトトギス



甘利山付近にはたくさんの花が咲いていました。  


2012年09月10日 Posted by こだま at 22:26Comments(0)定例山行